乗鞍三湯について







のりくら温泉郷は、北アルプスの最南端にある大自然の恵みをじっくり味わえる温泉地です。
乗鞍岳の山腹からわき出る温泉を乗鞍高原へと引湯している単純硫黄泉の乗鞍高原温泉、高原内にわき出る、無色透明で刺激の少ないすずらん温泉、地下1300mからわき出る、カルシウムやマグネシウムを多く含む安曇乗鞍温泉と3つの異なる源泉をもちます。
春夏秋冬、豊かな自然に彩られ、その移ろいのなかでゆったりとお湯につかると、身も心もセンタクされます。
温泉郷マップ
歴史
乗鞍の温泉のはじまりは、実は定かではありません。乗鞍岳は古くから山岳信仰の霊所でした。所説ありますが、行者が山の中を歩きまわるなかで温泉を発見したのではとの説もあります。昭和9年ごろには湯川源泉(乗鞍高原温泉の源泉)での湯の花採りが盛ん行われており、今と変わらずお土産や家庭でお風呂に入れて使われていました。乗鞍高原に温泉が引かれたのは、それから40年以上も後のこと。大工事の末、昭和51年に鈴蘭地区へ、昭和53年に番所地区へと引湯され、多くの方に楽しんでいただけるようになりました。その後、この乗鞍高原でより温泉を楽しんでいただけるようにとボーリング調査が行われ、平成8年にすずらん温泉が誕生し、平成15年に休暇村乗鞍にて安曇乗鞍温泉が誕生。現在は、個性ある3つの源泉を含め、大自然の恵みを近隣でじっくりと味わっていただける温泉地となっています。